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特集記事

この記事の内容は2012年7月現在のものです。

春の飯田市内 桜めぐり2012

伊那谷原風景を楽しもう!南信州サイクリング

2012年春の飯田市内桜めぐり

今回のライターは...
飯田エフエム放送の人気パーソナリティー新井美穂子さん

自転車番組をきっかけに自身も自転車に乗るようになった新井美穂子さん。2011年春には自転車レースに初参戦するなど、自転車ハマッていらっしゃいます。
今回は新井さんを含め7名で、飯田市内の桜めぐりサイクリングを楽しみました。

» 飯田エフエム放送のHP

春の飯田市内 桜めぐり

毎年、春の飯田市内はソメイヨシノ・エドヒガンザクラ・コヒガンザクラ・シダレザクラなどの1本桜が競うように咲き始め、私たちの目を楽しませてくれます。

これら飯田の名桜を、環境にも健康にも優しい「自転車」に乗って巡ってみよう!というのが今回の企画!

4月8日(日)あさ9時30分。
飯田市公民館前の旧市民プール跡地に参加者のみなさんが集まりました! 今回は7名のみなさんが参加!飯田市内を始め上伊那・また県外から参加された方も! 特に女性参加者が多く嬉しい限り♪
そして今回は桜ガイドの方も同行し、飯田の桜についてあれこれ教えてくださるとのこと!

まずは、飯田市の保健師の方から自転車と健康について話がありました。

自転車は体重をハンドル・サドル・ペダルの三点で支えるので膝や腰への負担が少ない。 下半身のシェイプアップ効果。経済的で環境に優しい・・・などいいところがたくさんあります!

実は今回参加されたみなさんの中には自転車を持っていない方も! でも大丈夫!環境文化都市飯田ならではの取り組みのひとつ、無料のレンタサイクルをおこなっています。このレンタサイクルでサイクリングを楽しみました♪

では・・今回のコースを確認し出発です! 基本的に自転車は軽車両なので道路の左側を走行していきます!

まず最初の場所は飯田市上郷飯沼にある「飯沼諏訪神社」
ここは309段ある階段の両脇に40本の桜が植わっています。
さらにこの階段の両脇には御柱を引き上げる際の窪みがあるんです。この階段は地元の方が苦心して作られたといわれています。
この階段を地元の中・高校生が登山前のトレーニングや部活動の練習で使う場所でも知られています。

後ろ姿ですが・・・ピンクのジャンパーを着ているのが今回ガイドをしていただいた桜ガイドの原さんです

続いて訪れたのは「麻績(おみ)神社」。 ここは1階がかぶき舞台、2階が校舎という大変珍しい「舞台校舎」として知られています。

ここには日本でここでしか確認されていない桜が存在しています。
桜の花びらは本来5枚なんですが、ここの桜の花びらは5枚~10枚がランダムに咲く 「半八重枝垂れ紅彼岸桜」という品種。
10枚の花びらをみつけるとラッキーだとか。さがしてみて!
ここでは毎年「子供桜ガイド」といって地元の小学生がこの舞台桜について教えてくれるという大変ユニークな取り組みが行われています。

また、近くには円墳に咲く枝垂れ桜も存在します。
その名も「石塚桜」
枝垂れ桜は、枝が垂れれば垂れるほど神様が降りてくるといわれています。
円墳=お墓ですからね。なにか深い意味が込められているんでしょうか?

続いては「元善光寺」!

元善光寺には樹齢350年~380年の彼岸桜があります。
もともと彼岸桜は長生きする桜。全国にある古木のほとんどは彼岸桜なんです。

この桜は中が空洞になっていてそのほとんどが皮だけで存在しています。
樹齢のながい彼岸桜がこれほどまで存在する理由の一つに、中が空洞になってしまって建築材にならないというのもあるということなんです

階下にはまだ早い時期でしたが・・・咲いてましたよ♪

 

続いては「経蔵寺」。

ここは枝垂れ桜と彼岸桜の2本の桜が存在しています。

この桜の両脇に従える山門は、かつての飯田城の初代桜丸御門なんです。
大正3年にここに移築され、市の有形文化財に指定されています。

ここの桜は飯田で一番古い白山神社の桜の子孫だと言われているそうです!!

最後に訪れたのは、祈願所跡の3代目の糸桜として知られている「天満宮二本松の桜」。

城中に仕えた腰元と若い家来が恋仲になったが結ばれぬ恋とわかった二人はここで自害したといわれています。 それ以降、雨が降る日にここを通ると「おかさまいろう」と声が聞こえるとか。 腰元の魂が桜に宿って呼びかけているのでないかと言われています。

さて、たのしい時間もあっという間!すべての名所を回りゴールです!

さて、「さくら」の語源は「さ」と呼ばれる穀物の霊が宿る「くら」であるというのが民俗学の通説となっています。 農民たちは桜の咲き具合でその年の稲の実りを占ったといわれています。

ただ、舞い散る姿が疫病神が広がるさまに見立てているという見方もあり、桜は神霊なのか?悪霊なのか?日本人が桜に対する思いというのは実は複雑だったりします。

桜を見たみなさんそれぞれに感じ方は異なりますが、今はその美しさに言葉を失う方も多いかと思います。

今回、満開の中のサイクリング・・とまではいきませんでしたが、自転車からの目線で風景をたのしみ風を感じ、飯田の自然を堪能されたかと思います。

わたし自身いつも車で通り過ぎてしまう場所も、今回立ち止まってみて、新たな発見がたくさんありました。それぞれの桜の歴史に耳を傾けその姿を見上げると、時には勇ましくまた時には悲しげに、そして神秘的に感じることができました。

自転車で飯田の風・風景・においなど五感で感じながらの桜めぐり。 目的があると坂道も苦にはなりませんよ♪ 参加されたみなさん、おつかれさまでした!

飯田市では電動自転車を始めとするレンタサイクルを行っています。ひざなどに負担がかかりにくい有酸素運動としては有効で、環境にもやさしい自転車ででかけてみてはいかがでしょうか?

●レンタサイクルに関するお問い合わせは
飯田市 地球温暖化対策課 0265-22-4511(内線5247)

●今回のコースに関するお問い合わせは
飯田市 観光課 0265-22-4851(内線4664)

●飯田市と周辺の下伊那地域の桜の情報は
さくらさく http://www.city.iida.lg.jp/sakurasaku/

飯田市内の桜めぐりサイクリングコース案内

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