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林道売木うつぼ線の最高地点「五座小屋峠」

09/3/22掲載

090322-01.jpg平谷村と阿南町の境にある五座小屋峠は、林道売木うつぼ線の最高地点。標識はありませんが、ちょうど峠のあたりに別荘地がありますので、それが目印です。標高は1,240メートル。以前、このコーナーでご紹介させていただいた、ご近所の極楽峠と、ほぼ同じぐらいの高さにあります。極楽峠といえば、伊那谷を望む一大パノラマがとても素晴らしく、大変な急坂を自転車で苦労して登るだけの価値がある、そんな峠道でした。

090322-02.jpgしかし、この五座小屋峠は、どうにも残念な峠で、峠自体に何かあるわけでも、景色がとびっきり最高!という訳でもありません。「地味な切り通しで、肝心の五座小屋峠には立て札もない上、別荘地の大きな看板が景色に浮いている」とは、阿南町側から登った坂道自転車通勤隊のある隊員さんの評。

090322-03.jpgこの地域の峠という峠を走りこんでいる、その隊員さんいわく、「登り応えはあったけど・・・」ということで、たしかに、平谷村側から登るにしても、阿南町側からにしても相当の坂道です。阿南からはゆるい坂道がだらだらという感じですので、平谷からの進路が断然お勧めです。というのも、この方向なら、遠くに南アルプスの山々を眺めることができます。

そうです、これが五座小屋峠の唯一の(?)魅力。ですから、阿南町から登ってしまうと、先のような酷評になりかねませんのでご注意下さい。

昔、木地師が住んでいたという場所だとか、イノシシ牧場だとか、山深い場所ならではの空気感を好む方にも向いています。日吉集落までゆけば湧き水もありますし、そのまま売木村まで足を延ばすとすると、丸畑渓谷もまた素晴らしい。ちょうど桜の季節です。売木ダムの桜の下で休憩したら、売木峠(1,150m)を越えて平谷村まで周回コースで戻りましょう。

ちなみに、五座小屋峠近くには、平谷村で「一番の滝」といわれる、その名も「大滝」があります。「大滝」という名前に期待をしてしまいますが、名前ほど大きくはなく、少々がっかり。そうはいっても、落差が41m、落口幅は6m超もある立派な滝です。自転車をとめて、遊歩道を5分ほど歩く価値はありますから、ぜひ寄り道してください。

この峠で遊ぶなら、こんな感じで、期待せず、急がず、牧歌的な情景の中に溶け込むような、のんびりとしたサイクリングにしたいですね。今の季節、春がぴったりだと思います。

【コースデータ】

坂レベル(5段階):★★★☆☆
お勧めの自転車:ロードバイク、クロスバイクなど軽めの自転車
コースの注意:五座小屋峠に過度な期待をしない。山深いので準備万端で。

【 ご注意ください 】

この情報は、2008年4月から2009年5月まで、地元の新聞社「信州日報」に連載された「南信州 飯田・下伊那自転車遊びガイド」をほぼ原文のまま転載したものです。
記事には、冬季閉鎖や荒天時通行止めの道路も含まれております。お出かけの際は、最新情報をご確認のうえ、お気をつけてお出かけください。

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